まだまだ寒い日が続いていますが、この様な寒い日にはホットドリンクを飲む機会も多くなると思います。みなさんは普段どの様な飲み物で体を温めていますか？コーヒーや紅茶、ホットミルクなど様々な飲み物があると思いますが、『お茶』 などは普段の生活でも特に飲む機会の多い飲み物ではないでしょうか？今回はそんな身近なお茶の中でも『緑茶』を使ったスパイスティーについて紹介したいと思います。

こちらのスパイスティーは緑茶にシナモンとカルダモンというスパイスをメインにブレンドしています。シナモンは比較的身近で香りが想像できる方も多いかと思いますが、甘い香りを持つスパイスでアップルパイやカフェラテなどのドリンクに使用されることも多いスパイスです。カルダモンは爽やかな香りのスパイスで最近ではチャイの香りづけなどで使われる『スパイスの女王』とも呼ばれるスパイスです。

 

使用している緑茶は通常煎茶などで使用される一番茶ではなく、そのあとに収穫される三番茶、四番茶を使用しています。一般的には一番茶が高級で良いものとされますがスパイスティーとのブレンドでは、低い温度（85℃）で抽出される一番茶とのブレンドではスパイスの味が引き出せません。そのため高温での抽出に合うこちらの茶葉を選んでいます。

また三番茶などは通常の緑茶に比べカフェインが少なく苦味が少ないためサッパリとした味わいでカルダモンの爽やかな香りに良く合います。また緑茶の持つ柔らかい旨味を伴う甘みはシナモンの甘い香りとの相性が良く、この二つのスパイスが緑茶の本来持つ味に寄り添い強調する様なブレンドになっています。

 

あまり聞きなれない『緑茶とスパイス』の組み合わせですが、みなさんが食事中などに飲む『緑茶』の新しい一面を見ることのできる飲み物だと思います。またスパイスをより身近に感じ、スパイスの使い方が広がる事で普段の料理などでも活かせるきっかけになるかもしれません。ですので暖かい飲み物を飲む機会が増えるこの寒い時期にぜひ試してみてください。